令和7年(2025年)の天皇誕生日の一般参賀は通常通り執り行われます。
コロナの影響で2020年、2021年、2022年は中止され、2023年は事前申込により人数が制限されて行われていました。
令和6年(2024年)新年の一般参賀は能登地震の被災者への配慮から中止。
令和7年のお正月や天皇誕生日はコロナ前と同様に、事前申込なく当日受付で一般参賀に行くことが出来ます。
となると、どのくらいの人が一般参賀に参加されて、どのくらいの待ち時間がでてくるのか、混雑状況が気になります。
例年であればお出ましの回数は午前と午後にあり、合計6回~7回。
しかしながら令和6年天皇誕生日の一般参賀は午前中のみの3回。
午後については、記帳のみで天皇皇后両陛下および皇室の方々のお出ましはありません。
令和7年のお正月や天皇誕生日でのお祝いについて、一般参賀に参加できる時間帯と混雑状況の予想を具体的にお伝えしていきましょう。
・お出ましになる天皇皇后両陛下および皇族の方々と会えるための参入門に並ぶ時間
・一般参賀で天皇皇后両陛下とお会いできるまでの待ち時間
・令和7年のお正月と天皇誕生日一般参賀の混雑状況
・令和7年のお正月と天皇誕生日一般参賀の来場者数予想
令和7年お正月&天皇誕生日の一般参賀~参入門に時間から並ぶ?
参入門である皇居正門(二重橋)に午前8時10分には並ぶことがオススメ
※整理券の配布がある場合は必ず受け取りましょう。
参入門である皇居正門(二重橋)からの入場になります。
参入門では多数の方が並ばれるので、生じる待ち時間を逆算して、お出ましの時間に間に合わせる必要があります。
それでは、少なくとも午前8時10分には皇居正門(二重橋)に並ぶ必要がある理由についてお伝えしていきましょう。
その他気になる皇室系イベントについてはこちらから詳しく読めます!
【令和7】正月&天皇誕生日の一般参賀での待ち時間はどのくらい?
令和元年(2019年)天皇即位の一般参賀では3時間30分待ちとの声がありました。
令和元年(2019年)天皇即位の一般参賀はコロナ前で例年通り行われています。
令和天皇即位後、初めての一般参賀ということもあり、14万1130人で過去2番目に多い来場者数となりました。
過去最高の一般参賀の来場者数は平成天皇最後の一般参賀の15万人でした。
脱コロナ初めての一般参賀の令和6年天皇誕生日の来場者数も同様の来場者数が予想されますので、天皇即位の一般参賀と同様の来場者数が見込まれます。
来場者数15万人程度になると予想されます。
待ち時間も3時間30分程度必要となるでしょう。
ちなみに、お天気にいては、曇の予報です。
気温は最高気温が7℃と三寒四温の2月ですが、寒い冬日の予報です。
お天気も来場者数に大きく影響すると思われますが、曇であれば、お天気も持ちそうで良い一日になることでしょう。
【令和7】天皇誕生日の一般参賀で天皇皇后両陛下のお出まし時間と参入門に並び時間
一般参賀 | お出まし時間 | 参入門到着する必須時間 |
第1回目 | 午前10時10分頃 | 午前6時50分 |
第2回目 | 午前11時頃 | 午前7時30分 |
第3回目 | 午前11時50分頃 | 午前8時10分 |
第4回目 | 午後1時30分頃 | 午前9時40分 |
第5回目 | 午後2時20分頃 | 午前11時10分 |
コロナ前の令和元年(2019年)新年一般参賀の来場者数と混雑状況から、令和7年天皇誕生日一般参賀の混雑状況を予想していきましょう。
3時間30分前に参入門である皇居正門(二重橋)に並ぶ必要が有ります。
お出ましは上記のように、午前10時20分頃、午前11時頃、午前11時40分頃です。
それぞれの回の3時間30分前は、
という事になります。
コロナ前の一般参賀では整理券が配布されていました。
※整理券の配布される場合がありますので、その場合は、必ず受け取るようにしましょう。
多くの人が持っている無料の国旗の配布はどこで貰える?こちらの記事で詳しく読めます!
【令和7】天皇誕生日の一般参賀の大まかな流れ
【令和7】天皇誕生日の一般参賀での大まかな時間の流れについて記載してみましょう。
是非、参考にされてみてください!
1回目の天皇皇后両陛下および皇室の方々の一般参賀に参加したい場合
午前6時50分 | 始発~6時30分までには最寄り駅到着。 来場者の行列に並び始める。 ※整理券の配布がある場合は必ず受け取る。 |
午前8時頃 | 手荷物検査などセキュリティチェック開始 |
9時30分頃※ | 皇居正門(二重橋)から参入開始 |
10時20分頃 | 1回目のお出まし。お出ましは5分程度で終了 |
参賀終了後退出へ | 坂下門・桔梗門・大手門・平川門・北桔橋門・乾門から退出 |
※来場者数が多数の場合は、開門の時間を午前9時10分に早められる場合があります。
令和元年天皇即位の一般参賀では開門が20分早められ、午前9時10分となりました。
2回目の天皇皇后両陛下および皇室の方々の一般参賀に参加したい場合
午前7時30分 | 午前7時10分までには最寄り駅到着。 来場者の行列に並び始める。 ※整理券の配布がある場合は必ず受け取る。 |
午前8時40分頃 | 手荷物検査などセキュリティチェック開始 |
午前10時10分頃※ | 皇居正門(二重橋)から参入開始 |
午前11時頃 | 2回目のお出まし。お出ましは5分程度で終了 |
参賀終了後退出へ | 坂下門・桔梗門・大手門・平川門・北桔橋門・乾門から退出 |
3回目の天皇皇后両陛下および皇室の方々の一般参賀に参加したい場合
午前8時10分 | 7時50分までには最寄り駅到着。 来場者の行列に並び始める。 ※整理券の配布がある場合は必ず受け取る。 |
午前9時20分頃 | 手荷物検査などセキュリティチェック開始 |
10時50分頃※ | 皇居正門(二重橋)から参入開始 |
11時40分頃 | 3回目のお出まし。お出ましは5分程度で終了 |
参賀終了後退出へ | 坂下門・桔梗門・大手門・平川門・北桔橋門・乾門から退出 |
【令和7】天皇誕生日の一般参賀の混雑状況は?
参考に令和元年(2019年)新年一般参賀での混雑状況についてお伝えしていきましょう。
開門前の午前7時30分 | 1万2500人 |
開門直前の午前9時10分 | 4万9300人 |
午前11時30分 | 6万5000人 |
総来場者数 | 14万1130人 |
午前7時30分の段階ですでに、参入門の皇居正門(二重橋)前には、1万2500人の方が並ばれていたとのことでした。
令和7年のお正月や天皇誕生日も同様の状態なるのではないでしょうか。
今回は、午前中のみの一般参賀のお出ましなので、総来場者は減少する可能性が高いかと思われます。
午後からは記帳のみとなりますが、多数の方の来場があることでしょう。
皇居を見学してみたい方はこちらから混雑状況について詳しく読めます!
過去の一般参賀の混雑状況や来場者数は?
平成元年からのお正月と天皇誕生日の一般参賀の来場者数を表にしてみました。
平成以降の表の下部に注目してみてください!
西暦 | 年号 | お正月の参賀者数 | 天皇誕生日の参賀者数 |
---|---|---|---|
1989 | 平成元年 | ※行われず | ※行われず |
1990 | 平成2年 | ※行われず | ※行われず |
1991 | 平成3年 | 77,770人 | 17,420人 |
1992 | 平成4年 | 80,930人 | 13,550人 |
1993 | 平成5年 | 52,700人 | 20,140人 |
1994 | 平成6年 | 111,700人 | 18,220人 |
1995 | 平成7年 | 71,800人 | 13,350人 |
1996 | 平成8年 | 64,700人 | ※取り止め |
1997 | 平成9年 | 59,300人 | 9,280人 |
1998 | 平成10年 | 68,200人 | 14,800人 |
1999 | 平成11年 | 64,200人 | 17,567人 |
2000 | 平成12年 | 57,240人 | 17,681人 |
2001 | 平成13年 | 70,870人 | 16,760人 |
2002 | 平成14年 | 72,850人 | 19,079人 |
2003 | 平成15年 | 77,710人 | 18,848人 |
2004 | 平成16年 | 68,100人 | 17,681人 |
2005 | 平成17年 | 75,080人 | 17,558人 |
2006 | 平成18年 | 50,210人 | 20,152人 |
2007 | 平成19年 | 68,830人 | 15,602人 |
2008 | 平成20年 | 79,610人 | 22,655人 |
2009 | 平成21年 | 75,790人 | 30,560人 |
2010 | 平成22年 | 79,290人 | 26,298人 |
2011 | 平成23年 | 77,110人 | 24,789人 |
2012 | 平成24年 | 70,770人 | 28,065人 |
2013 | 平成25年 | 78,760人 | 28,945人 |
2014 | 平成26年 | 81,540人 | 28,933人 |
2015 | 平成27年 | 81,030人 | 26,627人 |
2016 | 平成28年 | 82,690人 | 38,588人 |
2017 | 平成29年 | 96,700人 | 52,300人 |
2018 | 平成30年 | 126,720人 | 82,850人 |
2019 | 令和元年 | 154,800人 | – |
2020 | 令和2年 | 68,710人 | ※行われず |
2021 | 令和3年 | ※行われず | ※行われず |
2022 | 令和4年 | ※行われず | ※行われず |
2023 | 令和5年 | 12,642人 | 8,804人 |
2024 | 令和6年 | ※行われず | 15,883人 |
ですから来場者数が多くなりましたが、それまではどうだったのでしょうか。
平成元年(1989年)は、昭和天皇崩御の影響でお正月と天皇誕生日の一般参賀が中止されました。
平成の初期から中期にかけて、来場者数は増加傾向にありました。
平成21年(2009年)をピークに来場者数がやや落ち着いたものの、平成末期には再び増加しました。
平成31年は上皇后さまの退位に伴い、令和元年は天皇陛下の即位に伴い、記念すべき年として特に注目されました。
令和2年(2020年)は、新年と天皇誕生日ともに多くの来場者がありましたが、翌年からは新型コロナウイルスの影響で中止。
令和5年(2023年)は、抽選のよる入場制限付きで再開。
抽選のため来場者数は減少しました。
令和7年天皇誕生日の一般参賀には人数制限はありませんでしたが、能登地震の午前中のみの3回のみでした。
よって15,883人に減少しています。
人数制限のない令和7年の一般参賀では回復することが予想されます。
混雑状況について考慮しながら、一般参賀に参加してみましょう!
【令和7】正月と天皇誕生日の一般参賀への来場注意事項
防寒やお手洗いについて、注意事項をお伝えしてきましょう。
令和7年お正月&天皇誕生日2月23日のお天気は?
2025年1月2日と2月23日の東京皇居付近のお天気については予報が出次第お伝えしましょう。
ちなみに、天皇誕生日の2024年2月23日の最高気温は7℃、最低気温は4℃。
三寒四温の2月ですが2月23日はとても寒い日となりました。
並ぶ時間は3時間程度、一般参賀が終わるまでには4~5時間程度かかることが見込まれます。
カイロを準備したり、厚手の下着を着るなど、寒さ対策を十分にしていきましょう。
一般参賀に並ぶ皇居正門付近にお手洗いはある?
お手洗いは必ず並ぶ前に済ませるようにしましょう。
お手洗いは皇居正門付近の並ぶ前に2箇所あります。
並ぶ前の皇居正門付近にお手洗いはありますが、30分程度並んだとの声がありました。
列を離れるに当たって、前後の方に断りを入れる必要があります。
運悪く並び直しなんてことにならないように、予め駅などで済ませていくことがオススメです。
その他天皇家についての記事はこちらから読めます!
まとめ|【令和7】正月&天皇誕生日の一般参賀で待ち時間は?何時から並ぶ?
脱コロナとなり、令和7年は通常通り開催となり、混雑が予想されます。
・待ち時間は最大3時間30分を見込んでおきましょう。
・遅くとも午11時頃には並ぶようにしましょう。
・防寒をして一般参賀に望みましょう。
天皇皇后両陛下および愛子さまや佳子さまなど、皇族の方と会える機会です。
天皇陛下の69歳のお正月とお誕生日を一般参賀の参加で是非お祝いしてみてはいかがでしょうか。
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