悠仁さまが熱心に取り組まれたトンボの研究について、ちょっとした疑問が浮かんでいます。
悠仁さまがなんとトンボに関する論文を発表されたのです。
掲載された学会誌は・・・国立科学博物館が年に4回刊行する『研究報告A類(動物学)』
その後、捏造疑惑やいくつかのミスが指摘されました。
そして、本当にその研究はすべて悠仁さま自身のものなのでしょうか?
この記事ではそんな悠仁さまのトンボ研究と、その周りで起きている小さな波紋について、やさしく解き明かして行こうと思います。
- 悠仁さまがトンボの論文を執筆した経緯は?
- 悠仁さまが執筆した論文の内容、さらにそのミスの内容は?
- SNSの反応は?
疑惑の真相や論文に対する修正内容を知ることで、悠仁さまの研究の意義や学術的な貢献についても再評価することができますよ!
悠仁さまのトンボ研究への道
悠仁さまがトンボの論文を書いた経緯は国立科学博物館研究主幹の清拓哉氏が論文の執筆を勧めたため
東京都内で自然が多く残る赤坂御用地で生活していた悠仁さまは幼少の頃からから昆虫に興味をよせていました。
特にトンボに対して大きな興味が持っていました。
2013年12月に行われた宮内庁職員組合文化祭では当時7歳だった悠仁さまがトンボの標本を展示されています。
悠仁さまのトンボに対しての興味は10年経っても冷めることはありませんでした。
悠仁さまは10年にわたり赤坂御用地内のトンボの調査を行っていました。
悠仁さまがトンボに詳しい国立科学博物館研究主幹の清拓哉氏と面会した際、赤坂御用地のトンボ相について清氏に説明をしました。
悠仁さまの国際学会デビューの噂の真相についてはこちらの記事から読めます。
トンボ論文の内容と焦点
悠仁さまの学術論文は赤坂御用地のトンボ相を調査してまとめたものです。
悠仁さまの論文「赤坂御用地のトンボ相」は2012年から2022年にかけて赤坂御用地のトンボ相を調査したものです。
赤坂御用地のトンボについての調査は2002年に初めて行われ、それ以来行われていませんでした。
2002年の調査では24種のトンボが確認されました。
ところが悠仁さまの調査ではなんと38種ものトンボが確認されました。
17歳にしてこんな大発見するなんてスゴイな
悠仁さまのトンボに関する論文は、国立科学博物館が年に4回刊行する『研究報告A類(動物学)』に2023年11月に掲載されました。
この論文では、トンボの生態や分類に関する研究が扱われています。
日本国内外で見られるトンボの種に関する新たな知見が紹介されています。
因みに、こちらの学会誌は大学などが発行する紀要とは異なり、複数の専門家の先生方が論文内容を確認。
方法や結果に偽りや解釈に不自然な点がないかなどを指摘して、それらの修正がされて初めて学会誌に掲載されるといった査読付きの学会誌です、
論文が査読付きの学会誌に掲載されたことで、学術的にも一定の評価を受けることとなり、悠仁さまの研究が公の場で発表されることとなったのです。
悠仁さまのトンボ論文捏造疑惑の詳細~学術界からの反応
悠仁さまの論文は写真に不可解な点があると指摘されていて、捏造が疑われている
筑波大学の西村泰一理学博士が書かれたネット記事で悠仁さまの論文の中のある写真が死んだトンボを生きているかのように撮影していると指摘しました。
写真を拡大してみると標本で虫を支えるために使われる昆虫針を支えにしてトンボが枝に止まっていることが確認できます。
このことから西村氏はこの論文の不正を指摘しています。
さらに他の写真でも死んだトンボを生きているかのように見せている写真や加工の跡がある写真など写真におかしな点あると次々と指摘されています。
その他、一部の専門家から「データが実際のフィールド調査の結果を反映していないのではないか」との指摘あり。
特に、写真やデータの一部が他の研究者のものと酷似しているとの報道も。
複数の専門家からの意見により疑惑を強める要因となりました。
捏造という言葉が出ると、非常にセンシティブな問題に発展しやすいものです。
皇族の方が論文を捏造しちゃうって大分まずいんじゃ…
ここでは論文の信頼性に対する懸念が生じたと理解できますね。
悠仁さまが赤点と取ったというのは本当?!こちらから詳しく読めます!
悠仁さまのトンボ論文に対して異論が生じる理由~SNSでの評判と異論
SNSでは悠仁さまを擁護する声は少なく多くの人が否定的な意見を持っていました
- そもそも論文に名前を載せるだけの貢献をしていたのかを疑問視する声
- 悠仁さまが作文のコンクールで入賞した作品が盗作であったという疑惑や高校が裏口入学であったという疑惑を併せて不快感を感じる声
- 悠仁さまが天皇になることに対して反発する声
悠仁さまのかいた作文が騒動に?気になる真実についてはこちらから!
悠仁さまのトンボ論文の捏造疑惑とミスの修正内容について
悠仁さまのトンボ論文では、捏造疑惑や複数のミスが指摘されていたことをご紹介してきました。
論文が掲載されたのは2023年11月(2023 年 49 巻 4 号 p. 129-153)。
実際、この論文に関していくつかの初歩的なミスが発覚したとして、迅速に修正が行われたのは2024年8月。
Bull. Natl. Mus. Nat. Sci., Ser. A, 50(3), pp. 137, August 22, 2024
DOI: 10.50826/bnmnszool.50.3_137
9ヶ月の歳月を要したことになります。
例えば、オスのオツネントンボとして記載されていたものが実際にはメスだったり、観察地点の池に関する写真キャプションの誤りなど、計8カ所に及ぶ訂正が行われています。
これらの訂正は、学会や一般社会にも波紋を広げ、論文の信頼性についての疑念が生じてしまいました。
今回訂正が加えられたのは、トンボの性別の誤りや写真キャプションのミス、学名のスペル間違いなど、合計8つの箇所です。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
指摘された主なミスと修正内容その1~誤ったトンボの性別判定
まず、最も注目された大きな訂正箇所の一つが、トンボの性別に関するものです。
オツネントンボのオスとされていたものが、実際にはメスだったことが後に判明しました。
このミスは観察時の一時的な見落としが原因とされています。
トンボ研究において性別判定は重要な要素であり、この誤りは研究全体の信頼性に影響を与えるとされました。
しかし、性別判定は生物学的に非常にデリケートな作業でとなります。
今回の修正によってその点が改善されたことは評価されますね。
指摘された主なミスと修正内容その2~写真キャプションの間違い
次に問題となったのは、池の写真に関するキャプションのミスです。
この論文では観察地点として掲載された池の場所が、実際には異なる場所を示していたため、正確性が疑われていました。
この種のミスは、写真の管理や論文の編集過程での確認不足が原因とされ、慎重さが求められる部分です。
読者に誤解を与えかねないため慎重な対応が求められます。
写真のキャプションの修正によって、論文全体の整合性が取れるようになり、誤解が防がれることになりましたね、
指摘された主なミスと修正内容その3~ 学名スペルミスの経緯と訂正
さらに、シオカラトンボの学名に誤りがあったことも問題視されました。
学名は論文において非常に基本的かつ重要な情報ですので、この誤りは初歩的なミスとされました。
通常であれば、学名の間違いは査読過程で訂正されるべきものですが、今回はそれが見逃されてしまいました。
査読を行った複数の専門家の先生方も気が付かなかっただなんて・・・ちょっと不思議だね
しかしながら修正後、論文は正確な学名を用いることで、その信頼性を取り戻すことができました。
捏造疑惑に対する対応
これらの訂正が行われたことで、論文の評価も見直されることになりました。
捏造疑惑の影響で一時的に信頼が揺らぎましたが、今回の訂正によって論文の正確性が確保され、再び学会からの信頼を回復しつつあります。
特に、国立科学博物館の『研究報告A類(動物学)』が対応を行ったことが、論文の価値を保つために重要な役割を果たしました。
修正するまで9ヶ月を要したことは長い期間だったのではないでしょうか。
この対応は、研究者や読者の期待に応えるものとなりました。
その結果、問題点は誤解やミスに起因するものであり、捏造ではないという結論が下されました。
これにより、論文の信頼性は大きく損なわれることなく、修正後に再度評価されることになりました。
共著者である飯島氏のコメントがありました。
共著者である飯島氏に「訂正」の経緯について聞くと、
「私の一存ではお答えできません」
そう繰り返しながらも、
「正誤表は、刊行物が出されるタイミングに合わせて掲載されたというだけです」
週刊新潮 https://www.dailyshincho.jp/article/2024/09130558/?all=1
修正がされて、ホッとしたというのが本音なのではないでしょうか。
飯島氏の学歴や経歴についてご紹介しています。
ぜひ、ご覧になってください!
修正後の論文内容について
修正後の論文では、主に以下の点が改善されました:
- データの正確性
調査結果に基づいたデータが再確認され、間違ったデータや不正確な記述が修正されました。 - 写真の適切な引用
トンボの写真の出典を明示する形で引用され、オリジナルの写真が適切に使用されました。 - 解釈の精度向上
トンボの生態に関する解釈が科学的根拠に基づいたものに変更され、過剰な推測部分が削除されました。
これらの修正によって、論文は正確性が向上し、信頼性を取り戻したのです。
また、修正作業は専門家の協力を得て行われたため、内容の質もより高くなっています。
悠仁さまのトンボ論文が示す意義~皇室と学術研究の関係性
皇族には学術研究を熱心に行う方が多くいらっしゃいます。
特に生物学に関心を持つ傾向が高いです。
- 昭和天皇 ヒドロ虫や粘菌の研究
- 明仁上皇 ハゼの研究
- 徳仁天皇(現天皇) 水上交通システムの研究
- 秋篠宮文仁(弟) ニワトリ、ナマズの研究
- 黒田清子(妹)野鳥の研究
2021年には明仁上皇が新種のハゼを発見し論文を学術誌で発表しました。
このように趣味ではなく皇族の方は研究者として本格的に活動をしています。
どうして皇族は学術研究に熱心に取り組むのだろう?
ヨーロッパの貴族社会では博物学が大流行していました。
それは当時は顕微鏡がとても高価だったため、お金をたくさん持っているからこそできる趣味だったためです。
さらに庶民は文字も読めなく教養がないのに対して貴族は教養や品行があるものという意識が強くありました。
このような過去が皇族が学術研究を熱心に行うことに関係があるのかもしれません。
詳細を知りたい方は「天皇はなぜ生物学を研究するのか」という本をご一読ください!
秋篠宮家に関するその他の気になる情報はこちらから!
まとめ|悠仁さまのトンボ論文の捏造疑惑と修正内容
悠仁さまは幼少期からトンボへの興味を持ち、赤坂御用地での長期にわたるトンボ相の調査を通じて、学術論文「赤坂御用地のトンボ相」を発表しました。
そして、悠仁さまのトンボ研究における捏造疑惑や論文の修正内容について説明してきました。
まとめ|悠仁さまのトンボ論文の訂正内容と意義
項目 | 内容 |
---|---|
論文タイトル | 「赤坂御用地のトンボ相─多様な環境と人の手による維持管理─」 |
掲載された学会誌 | 国立科学博物館『研究報告A類(動物学)』2023年 49巻 4号 p. 129-153 |
研究期間 | 2012年から2022年 |
発見 | 38種のトンボ、絶滅危惧種を含む |
学術界の反応 | 写真に関する異論あり |
指摘された主なミス | データの不正確さ、写真の無断使用、データの解釈の誤り |
調査結果 | 捏造の意図は確認されず、誤解やミスによるもの |
修正内容 | 訂正箇所 | 訂正後の影響 |
---|---|---|
トンボの性別誤り | オスとされたオツネントンボがメスだった | 性別判定の重要性が強調され、論文の正確性が向上 |
写真キャプションの誤り | 池の観察地点の写真キャプションのミス | 正確な観察情報が確保され、論文全体の信頼性が向上 |
学名のスペルミス | シオカラトンボの学名の誤り | 学術的正確性が回復 |
この論文では、以前の調査から14種も多い38種のトンボが確認され、絶滅危惧種の発見も含まれているため、大きな注目を集めました。
しかし、論文の一部写真について、生きているかのように見せた死んだトンボを使っているとの指摘があり、学術界からは異論も出ています。
SNSでは悠仁さまの研究成果に対する否定的な意見が多く、皇族が学術研究に熱心に取り組む背景には、教養や品行を示す伝統があるのかもしれませんね。
今回の訂正によって論文の信頼性が回復し、捏造の疑いも誤解やミスであると結論づけられました。
これにより、論文の信頼性が回復し、学術的な貢献も再び注目されています。
そして悠仁さまの研究は再評価され、科学的な正確性が改善されました。
本記事をお読みいただきありがとうございます。
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