毎年春と秋に開かれる園遊会。
洋装だったり和装だったりする雅子さまの園遊会での衣装も気になりますよね。
その年の時期に合わせて選ばれる和装や洋装は、雅子さまの美的センスと日本の文化への深い尊敬を表しているんですよ!。
それでは、雅子さまはどのようにして園遊会のための衣装を選ばれるのかしら?
そこで・・・
- 2024年園遊会で雅子さまが着た服は?
- 雅子さまの園遊会での服の規則性とは?
- 雅子さまの園遊会での和服・洋服の値段はどれくらい!?
といった内容を中心に、雅子さまが園遊会で披露された和装と洋装の素晴らしについてご紹介していきましょう。
また、衣装選びに込められた意図や価格についても触れてみたいと思います。
雅子さまの選ぶ衣装から皇室の文化や雅子さまの個性を感じ取ることができるのではないでしょうか。
雅子さまのエレガントなスタイルの背後にある考えやストーリーについても一緒に見てきましょう!
2024年秋の園遊会で雅子さまが着た着物の魅力
2024年秋の園遊会の装いは鮮やかな紅葉をイメージした訪問着。
日本らしさが表現できる着物はやっぱりすてきですね。
秋の園遊会ということでクリーム色や淡いアイボリーの色合いが基調になったっています。
秋を象徴する濃淡のある紅葉したもみじの模様はオレンジや赤みがかった色目であしらわれていて季節感が感じられるデザインです。
この優しい色合いと落ち着いた模様の組み合わせが、雅子さまの品格を引き立てているように見えます。
雅子さまの帯の色合いは、ベージュや淡い茶系が基調となっています。
帯のデザインには、オレンジやブラウンの幾何学模様があしらわれており、全体的に落ち着いた色合いで、着物の紅葉模様とよく調和しています。
このような帯の色とデザインは、秋らしさを感じさせつつも、品のある雰囲気を引き立てています。
雅子さまのおかばんは淡いベージュやクリーム色のクラッチバッグタイプです。
シンプルなデザインで、着物の華やかさを邪魔しない控えめな雰囲気です。
無駄な装飾がなく、上品で落ち着いた印象を与えるアクセサリーになっています。
特に指輪などのアクセサリーは付けられておられず、おかばんがアクセサリーとなっていますね。
アイテム | 色 |
---|---|
着物 | クリーム色や淡いアイボリーの色合いが基調 |
帯 | ベージュや淡い茶系が基調 オレンジやブラウンの幾何学模様 |
帯揚げ | 帯揚げの色は着物と帯の色調に調和した淡い色合い ベージュまたはクリーム色 |
かばん | 淡いベージュやクリーム色のクラッチバッグタイプ |
園遊会の着物の値段は?
おそらく2024年の雅子さまの着物もオーダーではないでしょうか。
ブランドは京都市内にある「染の聚楽」の可能性もあるかと思います。
昭和の時代から皇室御用達として納品してきたそうです。
2024年秋の園遊会で雅子さまがお召になった着物のブランドが「染の聚楽」という確認はできてません。
雅子さまをはじめ皇族の和装は、日本の高級着物メーカーや伝統工芸の職人によるオーダーメイド品が多いため、雅子さまの着物も特注である可能性が高いと考えられます。
また、ブランド名については明かされれいません。
雅子さまが2024年に着た着物を調査しましたが、既製品で同じものはありませんでした。
2024年春の園遊会で雅子さまが着た衣装の魅力~色彩と模様の意味
光沢感のあるペールブルーのセットアップに、スーツと同色のリボンがついた白い帽子を組み合わせたコーディネートだった。
女性セブンプラス https://j7p.jp/112412?from=gallery-5-44
雅子さまが2024年春の園遊会でお召しになったのは光沢があり一見、白いスーツ?にも見えてしまいそうなとても清楚なペルーブルーのスーツでした。
多くの意見が共通して強調しているポイントをまとめてみました!
清楚さと気品の象徴
まず、雅子さまの光沢のあるペルーブルースーツは、多くの人にとって清楚さと気品を象徴するものでした。
光沢のあるペルーブルーというお色目は純粋さや透明感を連想させ、雅子さまのエレガントなイメージを一層引き立てていたとの意見が目立ちます。
皇后という立場にふさわしく、威厳がありながらも、優しさや温かさが感じられる装いだと評価されています。
シンプルなデザインが際立つ
スーツにはさりげなく、ボタニカル柄が地模様として施されています。
ジャケットは、襟を立てて、立体感のあるスタイルにアレンジされています。
大粒なので南洋真珠でしょうか。
パールイヤリングが同じく青みをおびてみずみずしさをだしてスーツの光沢をさらに華やかにしています。
雅子さまのスーツは、余計な装飾がほとんどなく、シンプルさが際立っている点も注目されています。
このシンプルなデザインが、かえって雅子さまの持つ風格を引き立てており、控えめながらも高貴な印象を強く残したとの評価が多いです。
スーツの美しさはそのシンプルさにあり、着る人の存在感を引き立てる効果を発揮していたと言えます。
堂々とした佇まいとの調和
さらに、白いスーツは、雅子さまの堂々とした佇まいと非常によく調和していると感じられています。
スーツの持つ爽やかな清潔感や凛とした印象が、雅子さまの落ち着いた振る舞いとぴったり合っていて、全体として優雅さが際立つ装いだと高く評価されています。
園遊会のお食事について気になる方はこちら!
ペルーブルーという色の象徴性
ペルーブルーは、白ベースに青を混ぜた淡い色のことを言います。
「ペール」=英語の「pale(薄い)」
白にほんの少しだけ青を混ぜたような華やかな色なのです。
通常のブルーより淡くてクリーミーな色合いなので、クールな印象の中にも柔らかさを演出できます。
園遊会の場でこの色を選んだことは、雅子さまの存在感や役割を際立たせる選択だと多くの人が感じています。
特に、公務に臨む皇后として、格式のある選択であると評価されています。
清らかさと威厳を持ち合わせた皇后雅子さまをこのペルーブルーのスーツで見事に表現されていたのではないでしょうか。
柔らかさと強さのバランス
ペルーブルーのスーツは、雅子さまの持つ柔らかさと強さを絶妙に表現しているとも捉えられています。
優しさや穏やかな印象を与えながらも、内には強さや自信が感じられるという意見が多く見受けられました。
これは皇后雅子さまとしての強い使命感と優しさが調和している装いだと多くの人が感じています。
健康的で明るい印象
雅子さまのペルーブルースーツは、非常に健康的で明るい印象を与えました。
雅子の笑顔や堂々とした振る舞いが、白いスーツの清潔感と相まって、会場全体を明るくしています。
さらには前向きで希望に満ちた雰囲気を醸し出していたと受け止められています。
園遊会では大粒のパールイヤリングを着用されていることの多い雅子さま。
2024年春の園遊会でもパールのイヤリングとネックレスをつけておられますね。
佳子さまが園遊会で着た衣装についてはこちらから!
雅子さまの園遊会衣装選びには規則性があった!
とある年の春の園遊会が和装なら秋は洋装、次の年の春が洋装で秋が和装というふうに季節ごとに交互になっています。
2023年の春が和装でしたので、2024年春は洋装に。
雅子さまの和装は白などの淡色系の下地に花の模様が入ったものが多く、洋装の場合ですと赤系や濃い色のスカートスーツが多いのです。
雅子さまは和装も洋装もお似合いになりますから、2024年秋の園遊会での着物姿も楽しみですね。
気になる皇室系のイベントについてはこちらから!
園遊会での雅子さまの和装の魅力と値段~2023年まで
園遊会での雅子さまの和装姿を見ていきます。
1994年の和装
初々しい感じがある雅子さまの和装姿です。
水色にゴールドの模様がきれいですね。
帯にもゴールドが使われており、とても豪華な着物になっています。
さて、気になる値段を調査しましょう!
具体的な値段はわかりませんでしたが、この青と金の郷かな模様ですとかなり値が張りそうですね。
1996年の和装
爽やかな若草色に、花柄がちりばめられた春らしい着物です。
帯を着物の模様と同じオレンジ色にすることで、まとまったコーディネートになっていますね。
こちらのお着物も値段がわかりませんでした。
1997年の和装
こちらは秋の園遊会ということで、紅葉が描かれた美しいお着物になっています。
赤っぽい帯との色合いがマッチしています。
こちらも値段やメーカーなどはわかりませんでした。
1999年の和装
こちらは秋にピッタリの菊の花が描かれたお着物ですね。
穏やかな黄色が植物を際立たせてくれています。
帯締めもオレンジにすることで、同じような色でまとめているということでしょう。
2002年の和装
2002年も、明るい花柄の華やかなお着物を着ていますね。
こちらは春の園遊会でしたので、色とりどりの花が描かれたものになっています。
帯はあまり目立つ色でないことで、着物の柄がより引き立つのです。
2003年の和装
こちらは秋の装いですね。
赤やオレンジの花というと、秋を感じます。
こちらの着物の値段やメーカーもわかりません。
雅子さまは、2003年の冬にご療養に入られ、2015年まで園遊会へのご出席もされませんでした。
2017年の和装
こちらは春の園遊会ということで、桜の柄の着物を着ていますね。
爽やかな水色とピンクの桜が合っていて素敵な着物です。
こちらは友禅の訪問着でなのですので、相場を調べてみました。
友禅の訪問着も値段の幅が広く、一概には言えないのです。
お手頃なもので20万円ほどから、有名な作家さんのものですと、なんと100万円も!
人間国宝や有名な染め問屋さんのものになると、さらに上の500万円というものもあります。
皇室に献上する着物となると、500万円くらいの最高価格帯になるんじゃないでしょうか。
2018年の和装
実はこのお着物は、1997年に着たものと同じです。
1997年はまだ着物に慣れていない様子の雅子さまでしたが、2018年になると慣れた様子が見られます。
まだ緑の葉と赤いもみじがあることで、季節の移り変わりを感じることができる着物です。
2019年からの園遊会は、コロナウイルスの流行により中止されます。
2023年から再び園遊会が開催されることになるのです。
2023年の和装
紫や黄色、オレンジに緑と、鮮やかな花が描かれた春に合う着物ですね。
また、帯も明るい色にすることでさわやかさを前面に出しています。
また、鼻の根本を見てみると水が流れているように見えますね。
これが清涼感を感じさせる模様になっています。
約4年半ぶりに公の場でお着物を着た雅子さまですが、着物での歩き方やふるまいは一切忘れていないようでした。
天皇家の魅力についてはこちらから!
園遊会での雅子さまの洋装の魅力と値段~2023年まで
続いては、雅子さまが園遊会で着た洋装についてお伝えします。
1993年の洋装
1993年、雅子さまは園遊会に初めて参加されました。
青いスーツと白い帽子という爽やかな衣装で登場した愛子さま。
首元の白いスカーフとパールのネックレスが素敵ですね。
1994年の洋装
1994年秋に雅子さまがお召しになっていたスーツです。
胸元の柄がとても素敵です。
雅子さまは1994年の園遊会が2年目の参加となりますが、まだ緊張している様子ですね。
2002年の洋装
こちらの洋装は薄いピンク色です。
優しく穏やかな印象を受けますね。
下のシャツの色もそろえることで、よりエレガントさを感じます。
2015年の洋装
雅子さまはこちらのスーツがお気に入りだったそうです。
雅子さまは濃い色も薄い色もよくお似合いです!
雅子さまはパステルカラーなどの明るい色を着るイメージがありましたが、このような服も着るのですね。
2016年の洋装
こちらは真っ白なスーツです。
バッグ以外はアクセサリーも白で統一されており、清楚な印象が素敵ですね。
洋装は値段がわからないものが多く、こちらもそのひとつです。
2018年の洋装
こちらは2002年のときと色が似ていますね。
丸い形の帽子がとても可愛らしいです。
少しピンクがかっていることで、春らしい印象を受けるのではないでしょうか。
円遊会で愛子さまが着た着物についてはこちらから読めます!
和装と洋装、園遊会の雅子さまの選択の工夫
雅子さまは、どのように和装と洋装を選択される際どのような工夫をされているのでしょうか?
小物やアクセサリーなどのチョイスの工夫についてご紹介していきましょう。
和装の場合は?
このように、雅子さまの和服はほとんどの場合、柄がハッキリしています。
また、花や紅葉といった自然のものが模様に入っていますね。
やはり季節に合わせて柄を選んでいるのでしょう。
さらに、和装の場合は指輪やイヤリングなどのアクセサリーを一切つけていません。
洋装の場合は?
このように、洋装の場合は濃い色と薄い色をバランスよく着ているようです。
また、洋装の場合は着物とは違いイヤリングやパールのネックレスを付けていることがわかります。
また、胸元には小さなブローチを付けていますね。
そもそも園遊会ってなに?なんて疑問を持たれたかはこちらをご覧ください!
園遊会そのものについて解説しています!
まとめ|雅子さまの園遊会での着物と洋装の価値
この記事では、園遊会で雅子さまがお召しになった衣装の魅力とその背後にある意味を探りしてきました。
年度 | 春の装い(和装/洋装) | 秋の装い(和装/洋装) | 主な特徴 |
---|---|---|---|
2024 | 洋装:ペールブルースーツ | 和装予定 | 清楚で気品ある光沢のペールブルー。優雅さが際立つデザイン |
2023 | 和装:春らしい鮮やかな色合い | 洋装:秋らしい深みのある洋装 | 清涼感のある水模様が入った着物と、秋の落ち着いた濃い色が印象的な洋装 |
2017 | 和装:桜柄訪問着 | 休養 | 春を感じさせる淡い水色に桜の模様が特徴 |
2002 | 和装:花柄の華やかな着物 | 洋装:薄いピンクのスーツ | 自然の模様を取り入れた優雅なデザイン |
雅子さまの園遊会での衣装は、時期や季節に合わせた色や模様が施されており、そのデザインから雅子さまの美的センスと日本文化への敬意が表れています。
たとえば、2024年春には、清楚なペールブルーのスーツで多くの人々を魅了しました。
この色合いは、皇后としての威厳と優しさのバランスを象徴し、場にふさわしい選択として評価されています。
2023年には、春に鮮やかな色合いで春らしい自然の美しさを表現した和装を披露し、秋には深みのある落ち着いた洋装を着用されています。
この秋の装いは、季節にふさわしい穏やかな華やかさと気品が強調され、全体のスタイルに統一感を与えています。
過去の和装では、桜や紅葉、菊の模様が多く見られ、季節ごとの自然の美しさを反映しています。
こうした和装と洋装の使い分けには一定の規則性が見られ、公務に臨む雅子さまの真摯な姿勢が表れています。
また、和装ではアクセサリーを控え、洋装ではパールやブローチなどの控えめな装飾が施されるなど、装いの工夫も注目されます。
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