1923年(大正12年)6月4日生まれの百合子さま。
2024年6月のお誕生日で101歳を迎えたれました。
日本での2023年9月の100歳以上の人口は9万5119人。
そのうち女性が88%をしめており、百合子さまもその一人です。
そんな1世紀を超えて大正、昭和、平成、令和の激動の時代を生きて来られた百合子さまは凄いのひとことですよね。
100歳になった自分自身なんて全く考えられないよね!
長寿という意味でも日本の皇族の中で注目されていますよね。
そこで・・・
- ・百合子さまの家系図
- 百合子さまの生い立ち
- 百合子さまのお子さまとお孫さまについて
そんな百合子さまの家系図をたどることで、皇族の歴史やその影響力をより深く知るきっかけになるかもしれません。
では、百合子さまの子どもや孫、さらにはひ孫たちについて詳しくお伝えしていきましょう。
百合子さまとは?皇族の歴史を家系図で解説
百合子さまは、東京府東京市赤坂区赤坂青山高樹町(現:東京都港区南青山)の高木子爵邸に華族令嬢として誕生。
姉弟はというと、姉に衣子、妹に桃子、小夜子がいて、4姉妹です。
華族から皇族へ嫁がれている方なのです。
百合子さまの生い立ちと教育
百合子さまのお誕生日は、1963年6月4日。
高木正得(まさなり)と高木邦子の次女としてお生まれになりました。
高木家は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕えた武家で、父の高木正得は昆虫学者でした。
母・邦子は入江為守(ためもり)子爵の娘で、弟(百合子さまの叔父)がエッセイストとして有名な入江相政氏です。
百合子さまは皇族としての義務を果たしつつ、学問にも専念してきました。
女子学習院本科を卒業され、様々な社会問題に対する理解を培われました。
総裁職などについては
- ・皇室会議 予備議員
- ・日本赤十字社 名誉副総裁
百合子さまは日本の伝統や文化を受け継ぎながら、現代社会においても重要な役割を果たしておられます。
百合子さまのご結婚された18歳の頃も初々しくてとっても美人!
画像で美人な様子をぜひ見てみてください!
百合子さまの5人の子どもたち
太平洋戦争開戦前夜の昭和41年10月22日、18歳で昭和天皇の末弟、三笠宮さまと結婚。
5人の子供は様々な分野で活躍しています。
百合子さまには2人の男子、3人の女子、合計5人の子どもがいます。
- 長女 甯子(やすこ)さん
- 長男 寛仁(ともひと)さま: 彼は、政治や経済の分野で成功を収め、多くの人々に影響を与えられました。
- 次女 容子(ひろこ)さん
- 次男 宜仁(よしひと)さま: 文化や芸術に興味を持ち、地域の伝統を守る活動に積極的でした。
- 三男: 崇仁(のりひと)さま
それぞれの子どもたちは、特有の個性を持ち、さまざまな分野で活躍しています。
ですが、残念なことに既に男子2には既に他界されています。
それでは具体的にお伝えしていきましょう。
第一皇男子・寬仁親王殿下(ともひとしんのう)
- 名前:寬仁(ともひと)親王
- 生年月日:1946年1月5日
- 没年:2012年6月6日(享年66歳)
- 学歴:
- 学習院初等科・中等科・高等科
- 国際基督教大学(ICU)中退後、
- 英国オックスフォード大学に留学
- 経歴:
- 留学後、皇族としての公務を担う
- 社会福祉活動に熱心に取り組み、特に障害者支援に尽力
- 日本障害者協議会(JD)の名誉総裁として活動
- ご自身の体験をもとに、アルコール依存症克服に関する発言や活動を展開し、啓発活動にも貢献。
- ご結婚:1980年11月7日、信子さま(故麻生太賀吉(あそうたかきち)第3女子)とご結婚
- 総裁職
・日本障害者リハビリテーション協会名誉総裁:リハビリテーションの支援に尽力し、障害者の自立と社会参加を支援。
・日本スキー協会名誉総裁:スキーの振興を通じ、スポーツ文化の発展に貢献。
・日本自転車振興会名誉総裁:自転車スポーツの普及や自転車安全の啓発活動にも関与。 - 活動内容
・障害者支援やリハビリテーション、社会福祉の分野において支援活動を行う。
・アルコール依存症克服のための啓発活動を展開し、自らの経験を社会に役立てる活動に注力。
・スキーや自転車スポーツの普及など、スポーツの振興にも貢献。 - がん(多発性骨髄腫)**との長い闘病の末、2012年6月6日に逝去。
第二皇男子・桂宮宜仁親王殿下(よしひとしんのう)
- 名前:桂宮 宜仁(よしひと)親王
- 生年月日:1948年11月11日
- 没年:2014年6月8日(享年65歳)
- 学歴:
- 学習院初等科・中等科・高等科卒業
- 青山学院大学経済学部中退
- 経歴:
- 皇族として国内外での公務に従事
- 障害者支援や国際親善活動に取り組む
- 病気と闘いながらも様々な公務に尽力
- 若い頃から健康状態があまり優れず、長期間の療養生活を送ることが多かった。
- 公務では文化振興や国際交流活動に関心を寄せ、多岐にわたる支援活動に尽力。
- 総裁職
・日本アーチェリー連盟名誉総裁:アーチェリーの普及や選手の育成に関心を寄せ、その発展に貢献。
・日本バスケットボール協会名誉総裁:バスケットボールの振興を支援。
・日本庭園協会名誉総裁:日本庭園の保存や文化の継承に関わり、伝統文化の普及に尽力。 - 活動内容
・公務としてアーチェリーやバスケットボール、伝統文化の振興に携わり、国内外での交流を推進。
・日本庭園の保存や振興に関心を寄せ、文化活動を通じて日本の伝統を守る活動に参加。・
・病気療養中も可能な範囲で公務を続け、社会貢献や文化活動への情熱を絶やさず、皇族としての役割を果たす。 - ご結婚:生涯独身を貫く
- 急性心不全により2014年6月8日に逝去されました。長年にわたり、病気療養生活を続けており、晩年も体調を崩されていた中でのご逝去でした。
第一皇女子・甯子内親王殿下(やすこさん)
- 甯子(やすこ)内親王殿下
- 名前:甯子(やすこ)内親王
- 生年月日:1944年4月26日
- 学歴:
- 学習院女子高等科卒業
- 結婚:
- 1966年(昭和41年)12月18日に近衞忠煇(このえただてる)氏(近衞家第32代当主)とご結婚し、皇籍を離脱。
- 活動内容:結婚後は民間人としての立場で活動しており、公務には従事していません。
- 公的な活動内容は非公開の部分が多いですが、皇室行事や関連行事への出席を通じて皇室との繋がりを保ちつつ、民間の立場での活動に従事されています。
- 総裁職歴:結婚後に皇室を離れたため、総裁職歴はなし
- 現在の様子:結婚後は民間人として活動
第二皇女子・容子内親王殿下(ひろこさん)
- 名前:容子(ひろこ)内親王
- 生年月日:1947年1月8日
- 学歴:
- 学習院女子中等科・高等科卒業
- 経歴:
- 千宗室(せんそうしつ)氏と結婚後、裏千家の一員として活動
- 皇室行事や伝統文化の振興、社会奉仕活動に関わる
- ご結婚:昭和58年1983年10月14日、千宗室(せんそうしつ)氏とご結婚
- 現在の様子:結婚後は民間人として活動
- 総裁職歴:結婚後に皇室を離れたため、総裁職歴はなし
第三皇男子・高円宮崇仁親王殿下(のりひとしんおう)
- 名前:憲仁(のりひと)親王
- 宮号:高円宮(たかまどのみや)
- 生年月日:1954年12月29日
- 没年:2002年11月21日(享年47歳)
- 学歴・学習院初等科・中等科・高等科卒業・中央大学法学部中退
・英国オックスフォード大学に留学(イートン校での学びも含む) - 職歴・経歴
・留学後、日本財団で職員として勤務し、社会活動や国際交流分野の経験を積む
・皇族としての公務を積極的に行い、特にスポーツ・文化交流・国際親善活動に注力
・社会貢献や青少年育そ成を目的としたイベントや団体活動にも深く関与 - 総裁
・日本サッカー協会名誉総裁:サッカーを通じた国際交流や青少年育成に尽力し、日本サッカーの発展にも貢献
・日本学生野球協会名誉総裁:学生野球の振興に尽力
・日本ユネスコ協会連盟名誉総裁:ユネスコ活動を通じた教育・文化交流にも深く関与 - その他:日本ダンススポーツ連盟や全日本ローンボウルズ連盟の名誉総裁も務め、多岐にわたるスポーツ活動に関わる
- 活動内容
・スポーツと文化交流を通じた国際親善活動を推進し、特に日本サッカー協会の発展に貢献。
・ダンススポーツ、ローンボウルズなどのマイナースポーツの普及にも尽力し、幅広いスポーツ振興を図る。
・また、国内外の文化行事やユネスコ活動を通じ、国際協力や文化交流の促進に取り組んだ。
・日本ユネスコ協会連盟の総裁として、教育や文化の分野でも精力的に活動し、日本の若者たちに夢や目標を与える活動を行った。 - ご結婚:1984年6月17日に、鳥取県出身の久子さまとご結婚されました。
・久子さまは、旧姓を鳥取久子といい、婚姻に伴って皇籍に入り、高円宮妃として皇室の公務をともに支えられました。
・久子さまは学習院女子短期大学を卒業後、一般企業での勤務経験を持ち、英語が堪能で国際的な視野を持つ方でした。 - 死因
・2002年11月21日、東京都内でのフランス大使館の行事に出席中に心室細動を発症し、急逝。
・医師の説明によると、死因は急性心不全とされています。
このように、百合子さまの子どもたちはそれぞれ異なる分野で活躍し、社会に貢献しています。
百合子さまのご結婚された18歳の頃も初々しくてとっても美人で品格がありました!
画像で美人な様子をぜひ見てみてください!
百合子さまの孫たちとは誰?
百合子さまの5人の子どもたちから生まれた孫たちは、さらに11人います。
彼らは次世代のリーダーとしての資質を持ち、皇族の血を受け継いでいます。
具体的にご紹介していきましょう。
寬仁親王殿下(ともひと しんのう)と信子さま
2人のご息女がいらっしゃいます。以下にお子さまの概要を記載します。
1. 長女・彬子(あきこ)女王殿下
- 生年月日:1981年12月20日
- 学歴:
- 学習院女子高等科卒業
- オックスフォード大学大学院で日本美術史を専攻し博士号を取得
- 職業・活動:
- 皇族として国内外の公務に従事し、特に文化・学術分野での活動に力を入れている。
- 日本美術や文化財保護に深い関心を持ち、日本の伝統文化を紹介・保護する活動に積極的に参加。
- 2011年に公益財団法人「三笠宮彬子女王殿下奨学財団」を設立し、学術研究支援や国際文化交流活動を行う。
2. 次女・瑶子(ようこ)女王殿下
- 生年月日:1983年10月25日
- 学歴:
- 学習院女子高等科卒業
- 学習院大学文学部哲学科卒業
- 職業・活動:
- 皇族として公務に従事し、文化・福祉分野で活動を行っている。
- 特に社会福祉や国際交流、文化振興に関わる行事に積極的に参加。
- 障害者支援や伝統文化の保護活動にも関心を持ち、さまざまな関連行事に出席。
彬子女王殿下と瑶子女王殿下は、皇族としての公務に取り組まれながら、日本の伝統文化や社会福祉分野に貢献されています。
近衞忠煇(このえ ただてる)氏とご結婚された甯子(やすこ)さん
近衞忠煇氏は名門・近衞家の第32代当主であり、甯子さまと忠煇氏の間には3人のお子さまがいらっしゃいます。
1. 長男・近衞忠大(このえ ただひろ)氏
- 生年月日:1965年(2024年現在59歳)
- 職業・活動:
- 映画監督・脚本家として活動。
- アメリカや日本での映画制作に携わり、多くの国際的な映画祭に出品。
- 妻・近衛桂子(旧宮家の久邇朝建の長女)
- 2男1女がいます。近衞忠映(長男) 近衞忠晴(二男) 近衞美彩子(長女)
2. 次男・近衞忠基(このえ ただもと)氏
- 生年月日:1966年(2024年現在58歳)
- 職業・活動:
- 文化・伝統継承に関わる活動に従事し、近衞家の一員としての役割を担う。
3. 長女・近衞邸子(このえ ていこ)氏
- 生年月日:1970年(2024年現在54歳)
- 職業・活動:
- 公的な活動の詳細は少ないものの、近衞家の伝統行事や関連する文化活動に参加。
甯子さまと近衞忠煇氏のご家庭は、皇室とともに日本の文化や伝統を大切に守り、次世代へと継承する役割を果たされています。
千宗室(せんそうしつ)氏とご結婚された千 容子(せん ひろこ)さん
裏千家の一員として活動されています。
千宗室氏との間には、3人のお子さまがいらっしゃいます。以下にお子さまの概要を示します。
長男・明史(麹義文明)
- 生年月日:1984年~2024年(享年39歳)
- 2014年 菊池文明として分家独立
- 2005年に第一回「詩学」最優秀新人賞を受賞して詩人として活躍
長女・万紀子
- 生年月日:1987年(2024年現在37歳)
- 職業・活動:
- 裏千家の家族として活動され、家元の一員として文化交流にも携わっています。
- 2009年 立命館大学4年在学中に葵祭・第54代斎王代に選ばれ活躍
- 2017年 阪田宗弘氏と結婚
- 2019年 長女を出産
次男・敬史(せんたかふみ)
- 生年月日:1970年(2024年現在34歳)
- 職業・活動:時期家元 若宗匠「千宗史」として活動中
百合子さまのご結婚された18歳の頃も初々しくてとっても美人ですよ!
画像で美人な様子をぜひ見てみてください!
高円宮憲仁(たかまどのみや のりひと)親王殿下と高円宮妃久子さま
3人のご息女がいらっしゃいます。
1. 承子(つぐこ)女王
- 生年月日:1986年3月8日
- 学歴:
- 学習院女子高等科卒業
- エジンバラ大学に留学、のちに早稲田大学社会科学部へ編入し卒業
- 活動内容:
- 皇族として、国内外での公務に従事。
- 国際親善や文化交流活動にも関心を持ち、社会福祉関連の行事や文化イベントに積極的に参加。
2. 典子(のりこ)さん
- 生年月日:1988年7月22日
- 学歴:
- 学習院女子高等科卒業
- 学習院女子大学日本文化学科卒業
- ご結婚:
- 2014年10月5日、出雲大社権宮司の千家国麿(せんげ くにまろ)氏とご結婚され、皇籍を離脱。
- 現在の様子:
- 出雲大社にて神職の妻として活動。文化交流や神社行事に関わる。
3. 絢子(あやこ)さん
- 生年月日:1990年9月15日
- 学歴:
- 学習院女子高等科卒業
- 城西国際大学福祉総合学部卒業
- ご結婚:
- 2018年10月29日、日本郵船勤務の守谷慧(もりや さとし)氏とご結婚され、皇籍を離脱。
- 現在の様子:
- 結婚後は一般家庭での生活を送られ、文化交流や福祉活動に関わることもあります。
百合子さまのひ孫たちの紹介
百合子さまのひ孫さまは、9人!
百合子さまの子どもたち、孫たちに続いて、ひ孫たちもまた皇族の歴史を紡いでいます。
現在、百合子さまには8人のひ孫がいます。
ご結婚されていないお孫さんも多いですが、ひ孫は2家族から誕生しています。
具体的にご紹介していきましょう。
千 容子(せん ひろこ)さんの長男である千宗之(せん そうし)氏
2人の男の子と1人の女の子がいらっしゃいます。
ただし、個人情報や詳細については一般には公開されていないため、具体的なお名前や生年月日は明らかにされていません。
高円宮妃久子さまの三女である守谷絢子さん
3人の男の子をもうけています。
守谷絢子さんの子どもは次のとおりです。
- 第1子:2019年に男の子を出産
- 第2子:2022年に男の子を出産
- 第3子:2024年5月10日に男の子を出産
守谷絢子さんは、2018年10月に日本郵船に勤務する守谷慧さんと結婚し、皇室を離れています。
甯子(やすこ)さんの長男 近衞忠大(このえ ただひろ)氏
3人のお子さんがいらっしゃいます。
近衞忠映(長男) 近衞忠晴(二男) 近衞美彩子(長女)
まとめ|百合子さまとご家族の家系図と長寿の歴史
百合子さまの家系図を通じて、彼女の子ども、孫、ひ孫たちがどのように皇族の歴史を受け継ぎ、社会に影響を与えているのかを見てきました。
項目 | 内容 |
---|---|
百合子さまの生誕 | 1923年6月4日生まれ、2024年6月で101歳 |
出自 | 東京府の高木子爵家に誕生、学習院女子学習院本科卒業 |
結婚と配偶者 | 1941年、昭和天皇の弟・三笠宮崇仁親王とご結婚 |
お子さま | 5人(甯子内親王、寛仁親王、容子内親王、桂宮宜仁親王、高円宮憲仁親王) |
お孫さま | 合計11人、お子さま方を通じて生まれる |
ひ孫さま | 6人(千宗之氏と守谷絢子さんの子どもたち) |
社会的役割 | 日本赤十字社名誉副総裁などを歴任、日本の伝統と文化の継承に尽力 |
皇族の影響 | 百合子さまの家系図をたどることで、皇族の歴史と影響力が浮かび上がる |
百合子さまは長寿と豊かなご家系を誇り、5人のお子さまとそのご家族を通じ、皇族の歴史と影響を次世代へと受け継いでいます。
2024年11月の段階では101歳ととても長生きをされています。
1世紀・・・特に。大正、昭和。平成、令和と激動の時代を生き抜かれた百合子さまの存在感には頭が下がる思いです!
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